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ラカラグループ2020年業績発表

ラカラグループの2020年度純利益は9.31億元となり、「デジタル通貨」「サプライチェーン運営」の業務が注目されている。2021年4月9日、ラカラグループ(300773.SZ)は2020年度の業績を発表し、売上と純利益のダブル成長を実現し、営業収入は55.62億元(889.92億円 ※1)で、前年比13.53%上昇。

上場会社として株主に帰属する純利益は9.31億元(148.96億円 ※1)で、前年比15.43%上昇し、親会社に帰属する純利益は前年比15%上昇、1株当たり利益は1.16元で前年比11.54%上昇。

一方、2020年度の利益配分案も発表、全株主に対して10株ごとに10人民元の現金を配布。年報によると、会社の2大メイン業務はいずれも過去最高益となり、ペイメント業務全体の収益は46.65億元(746.4億円 ※1)で、前年比7.34%上昇。

POS決済金額は4.34兆元(69.44兆円 ※1)に達し、前年比34%上昇、取引回数は85.43億回で前年比1.91%上昇。

テクノロジーサービスの収益は6.38億元(102.08億円 ※1)で、前年比44.51%上昇。決済サービスを提供する加盟店数は累計2500万社となる、内、QRコード決済加盟店は811.85万社で、前年比159%上昇。

QRコード決済件数は80.19億件で、前年比1%上昇、取引金額は7,927億元(13.37兆円 ※1)で、前年比23%上昇。

越境決済などの海外事業も発展を遂げ、MasterCard 、VISA、Discover、AmericanExpressなどの国際カード組織との提携を強化し、越境決済サービスを全面的に提供、2020年末までに、決済サービス事業者数5172社、取引規模は153億元(2,448億円 ※1)を達した。

テクノロジーサービス業務の占める割合は11.47%までに上げ、中小企業及び銀行向けのSaaSサービス、広告マーケティング、金融サービス及び決済システム開発などのサプライチェーン運営付加価値サービスを指し、2020年末までに、40の銀行と提携、取引先は2.6万軒もカバー、累計875万件の取引と17.6億元(281.6億円 ※1)の取引金額を実現した。

ラカラグループは中国人民銀行のデジタル通貨研究所と戦略提携契約を締結した民間企業2社の内の1社として、デジタル人民元の受理システムの開発を完了させている。デジタル人民元取引の全面的な受理能力を備え、北京・深セン・蘇州・成都などの「1+10」試行都市のデジタル人民元試行プロジェクトに全面的に協力している。

また、ラカラグループは2021年第1四半期の業績予想を同時に発表した。2021年第1四半期に上場会社の株主の純利益は2.19億元~2.35億元(35.04億円〜37.6億円 ※1)と予想されています。

https://drive.google.com/file/d/1tVLOYv0q9uhpQhw6Ir5gxfAL-JS6El3L/view?usp=sharing

※1. 1元=16円換算

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